
ドイツの首都ベルリンから日帰り可能!世界遺産サンスーシ宮殿を訪問!
サンスーシ宮殿は世界遺産「ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群」を構成する宮殿の1つです。
1990年に世界遺産に登録されました。
ベルリンから電車で約1時間で行け、日帰りが可能な観光名所です。
サンスーシ宮殿や敷地内の他の見どころを紹介します。
サンスーシ宮殿の見どころ
サンスーシ宮殿の「サンスーシ」とはフランス語で「憂いなし」という意味です。
18世紀にプロイセン王国のフリードリヒ2世によって建てられました。
フリードリヒ2世はフランスが好きだったので、宮殿にフランス語の名前を付けたのでしょうか。
ロココ調の美しい建物で、名前の通り憂いのかけらもないように見えますね。
サンスーシ宮殿の内部
サンスーシ宮殿は100室の小さな宮殿です。
外装はシンプルな部分が多いですが、内装はロココ様式の白地に金の装飾で豪華になっています。
音楽演奏室はそのような「フリードリヒ式ロココ」と言われる装飾に包まれています。
サンスーシ宮殿の庭園

サンスーシ宮殿は丘の上に立っているので、目の前の庭園は6段の階段状になっています。
庭園を遠くから見ると左右対称になっていることがわかりますよ。
サンスーシ宮殿の前庭以外にも散歩できる自然いっぱいの庭が広がっているので、ぜひのんびり歩いて見てくださいね。
フリードリヒ2世のお墓とじゃがいも
フリードリヒ2世のお墓にはじゃがいもがそなえられています。
今ではドイツ国民の主食として食べられているじゃがいもですが、昔は観賞用の植物でした。
フリードリヒ2世は飢饉に備え、寒くやせた土地でも育つじゃがいもの普及に尽力しました。
当時はジャガイモの外見を気持ち悪がって誰も食べなかったのですが、フリードリヒ2世は率先して食べたそうです。
サンスーシ宮殿から見える風車

サンスーシ宮殿の西側には黒っぽい風車が建っています。
風車はサンスーシ宮殿の景観に入ってしまうため、フリードリヒ2世が取り壊しを命じました。
しかし、農民から取り壊さないでほしいと嘆願され、そのまま残すことになったそうです。
今でもサンスーシ宮殿の淡い色合いと対照的に風車は立ち続けています。
サンスーシ宮殿への行き方
サンスーシ宮殿はベルリンから日帰りで訪れることができる観光名所です。
電車でポツダム中央駅まで行き、バスに乗って「Schloss Sanssouci」で降りれば、サンスーシ宮殿はすぐそこです。
片道1時間くらいで簡単に行ける場所にありますよ。
ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群のその他の見どころ
世界遺産「ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群」にはサンスーシ宮殿以外にもたくさんの見どころがあります。
とても広いので、地区ごとに日を分けて観光したいですね。
ザクロウ地区の救世主教会

ザクロウ地区のハーフェル川のほとりに建つ救世主教会は1844年にフリードリヒ・ヴィルヘルム4世によって建てられました。
鐘楼が建物と独立しているのはイタリアによくあるスタイルです。
鐘楼には約20mの高さで600年以上も前の鐘がかかっています。
ツェツィーリエンホーフ宮殿

ツェツィーリエンホーフ宮殿は第二次世界大戦終戦後のポツダム会談が開かれた場所として有名です。
外観は宮殿と言うより田舎の邸宅のような印象です。
1917年に最後の皇帝ヴィルヘルム2世が建てました。
現在は宮殿の一部が「リレクサ・シュロスホテル・ケキーリエンホフ」というホテルになっています。
バーベルスベルク宮殿

バーベルスベルク宮殿は、1833年にフリードリヒ・ヴィルヘルム3世によって建てられました。
ヴィルヘルム王子が「イギリスのウィンザー城のような宮殿を建ててほしい」という願いを叶えるために建てられた宮殿です。
外観はシンプルなお城のイメージですね。
シャルロッテンブルク宮殿

シャルロッテンブルク宮殿は1699年にフリードリヒ1世によって建てられました。
王妃ゾフィー・シャルロッテのために建てられたため、ゾフィーの死後に彼女を偲んで「シャルロッテンブルク」と名付けられました。
内部はかなり豪華で、フランスのヴェルサイユ宮殿を彷彿とされます。

孔雀島はハーフェル川に浮かぶ小さな島です。
フリードリヒ・ヴィルヘルム2世は1795年に孔雀島に宮殿を建てました。
白い小さな宮殿で、壁が崩れたような珍しいデザインです。
庭園には孔雀が放し飼いされています。
ポツダムとベルリンの美しい宮殿を見に行きましょう!
ベルリンから電車で約30分の位置にあるポツダムは緑豊かな公園が多く、世界遺産に登録されている部分がたくさんあります。
世界遺産に登録されている「ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群」は広いので、のんびりと回りたいですね。
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