
パリの美しい建築を見るならここ!オペラ座を見学しよう!
設計者のシャルル・ガルニエの名をとって名付けられました。
オペラ座のコンペをした時は、全く無名のシャルル・ガルニエでしたが、新しい技術などを用いて、この輝かしいオペラ座ができたのですね。
オペラ座は内部見学もできますので、ぜひツアーに参加してみてください。
オペラ座の豪華な外観
オペラ座の外観は「これが劇場なの?」と思うくらい豪華です。
音楽や芸術に関する装飾がたくさんあり、外観もじっくりと見たい劇場です。
オペラ座は遠くからでも目立つ
オペラ座の前の道をオペラ大通りと言いますが、この道には樹木が一切植えられていません。
オペラ大通りからのオペラ座の眺めを邪魔しないようにと設計されています。
実際オペラ大通りから見るオペラ座は美しくて、つい目が行ってしまいます。
オペラ座の外観

オペラ座で目立つのは、中央のドームの上に立つアポロン像と、左右の黄金の像『ハーモニー』と『詩情』です。
アポロンは芸術の神様でもあるそうです。
太い円柱の間には音楽家の彫刻も飾られています。
音楽の教科書に出てくる音楽家がズラリと並んでいます。
左からロッシーニ、オーベール、ベートーベン、モーツァルト、スポンティーニ、マイアベーア、アレヴィの7人の彫刻ですが、ちょっと小さくて下から見上げても誰が誰だかわかりづらいです。
オペラ座の内部を見学
オペラ座の内部はナポレオン三世が好んでいたネオ・バロック様式が採用されています。
見た目は石造りですが、実は当時は珍しい鉄が使われています。
内部を見ると劇場なのに宮殿と呼ばれる理由がわかりますよ。
映画のような大階段

観覧席へ上がるための階段も絢爛豪華なつくりです。
天井までの高さが30mもあり、自分が貴族になったような気分になれます。
大理石は様々な場所から運ばれてきたので、色がそれぞれ微妙に違い、それがまた華やかに見えますね。
5階建ての観客席

赤い観客席とゴールドの装飾のコントラストが美しい観客席です。
5階建てで、2167席もある観客席は、当時最大級のものだったそうです。
『オペラ座の怪人』でファントムのお気に入りだった5番のボックス席も実在しています。
シャガールの天井とシャンデリア

ホールの天井を見上げると、シャガールが描いた天井画『夢の花束』を見ることができます。
『夢の花束』いくつかのバレエやオペラの作品やオペラ・ガルニエや凱旋門、エッフェル塔といったパリの観光名所も描かれていて、パリらしい天井画ですね。
金と赤が目立つホールにカラフルなシャガールの絵が彩りを添えているようです。
『愛の花束』は1964年に取り付けられました。
スクリーンに描かれているので、元々の天井は光の当て方を変えれば見ることができるそうです。
シャンデリアはシャルル・ガルニエがデザインしたものだそうです。
『オペラ座の怪人』を思い出す大きなシャンデリアですね。
実際、シャンデリアは1896年に観客席へ落ちて、それが『オペラ座の怪人』のモチーフになったそうです。
ベルサイユ宮殿のような大休憩室(グラン・フォアイエ)

オペラ座の大休憩室(グラン・フィアイエ)は、シャンデリアも壁も全てキラキラ輝いていて眩しいくらいです。
全長が154m、幅13m、高さ18mのこの空間は、昔は観劇客の休憩場や社交場として使われました。
第一印象はベルサイユ宮殿の鏡の間のようです。
窓と鏡で広く見えるように工夫されているそうですが、工夫しなくても十分広いですね。
大休憩室の天井は、音楽の歴史が描かれています。
ポール・ボードリーが描いたこの天井画は、キラキラしている大休憩室にマッチしていて、つい上を見上げてしまいます。
ピュティアの泉
ピュティアという巫女の銅像があります。
その下に囲いがされていますが、水は入っていません。
昔は泉のようになっていたのでしょうか。
オペラ座図書館・博物館
図書館はオペラ座の豪華な雰囲気とは反対に落ち着いた雰囲気です。
ここにはフランスのオペラ、300年間の上演作品の楽譜やバレエの台本などが保管されています。
本を読むには許可が必要で、観光客は図書館の雰囲気のみ味わうことができます。
オペラ座の場所と行き方
オペラ座はパリ9区にあります。
この地区はオペラ地区と呼ばれ、デパートや近くには日本料理のレストランが多く立ち並ぶ場所があります。
最寄り駅はメトロ3、7,8号線のオペラ駅です。
オペラ座の正面に駅があるので、地上に上がった瞬間に見えるオペラ座の姿に感動しますよ。
正面の素晴らしさを堪能した後は左側に進むと、オペラ座の入場口があります。
オペラ座はパリを代表する建築の宝庫!

オペラ座では、ぜひ本場のオペラやバレエを見たいと思う人もいると思いますが、ぜひその建築美にもフォーカスしてはいかがでしょうか。
英語やフランス語のガイド付きツアーや日本語のオーディオガイドのある自由見学で中に入ることができますので、ぜひ楽しんでください。
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